COLUMN

コラム

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2022-02-28

「組織のパフォーマンスを最大化させる」ために「社員の幸せ ウェルビーイング」が大事な理由

ウェルビーイングとは、「幸福」のことで、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。満足した生活を送れている状態、幸福な状態、充実した状態などの多面的な幸せを表す言葉。瞬間的な幸せを表す英語Happinessとは異なり、「持続的な」幸せを意味するのがウェルビーイング。

「幸福学の父」とも称されるエド・ディーナーらの論文によると、主観的幸福度の高い人はそうでない人に比べて創造性は3倍、生産性は31%、売り上げは37%高い傾向にあります。また幸福度の高い人は職場において良好な人間関係を構築していて、転職率・離職率・欠勤率はいずれも低いという研究データもあります。

では、どうやって社員の幸せ度を上げていくのでしょうか。

ポジティブ心理学の推進者であるマーティン・セリグマンは「持続的な幸せ」の重要性を説き、「PERMAの法則」と呼ばれる5つの柱からなるウェルビーイング理論を構築しました。

 

幸福の法則(PERMAの法則)

1. Positive Emotion(ポジティブな感情):感謝、希望、嬉しい、面白い、楽しい、感動・・・
2. Engagement
(エンゲージメント、没頭):没頭、没入、夢中、熱中・・・
3. Relationship
(ポジティブな人間関係):意思疎通、協力、与える・・・
4. Meaning and Purpose
(意味や目的):意義、社会貢献、利他行為・・・
5. Achievement/ Accomplish
(達成):達成、成果、自己効力感・・・

SDGsへの取り組みとウェルビーイングの醸成は非常に相性が良いです。ラマ色コラボは、この2つを共に目指すことで、社員もその家族も、チームも、そして組織全体も良い状態を保ち、関わる全てがサステナブルな状態になると考えます。